社会保険とは、健康保険、厚生年金の事です。
一人親方の方や、個人事業主の方は国民健康保険、国民年金になります。
建築業は社会保険に加入している事業所はまだ少なく、社会保険どころか、
正社員なのに、下請け業者や、ひどいときはアルバイトのような扱いをしているところもあります。
かつての職人は体一つで、サラリーマンの月収を2~3日で稼いだりする時代もありました。
その代わり何の保証もなく、体が動かなくなったら無収入・無保障です。
今の時代、建設業で、一人で1か月に100万も200万も稼ぐ人なんて、雀の涙ほどもいません。
私は20歳でボード屋始めて20年弱経ちますがそんな人見たことないです。
今は昔みたいに職人だからというだけで、誰でも稼げる時代ではありません!
だったらどうしたらいいのか?
きちんと社会保険に加入した環境で働くことです。
誰にも必ず来る老後の備えを今から準備できるのです。
「ここなら、厚生年金や積み立てやら、社会保険がしっかりしてるから、
年をとっても、とりあえず食うのには困らんなぁ~」
これぐらい気持ちに余裕をもって働きませんか?
10年後、20年後も今と同じように働けますか?
特に家族持ちの人は、自分の体だけが一家の頼り!
(こんな危ない働き方、嫁さん絶対泣いてますよ!)
そんな訳で、社会保険についてのメリット・デメリットを書きますので、ぜひ見て下さい
株式会社nexus 代表 髙﨑 智
1.健康保険料の半額は会社負担である
国民健康保険の場合、国民健康保険料は全額自己負担です。そのため個人負担が大きいですが、社会保険に加入していると、保険料は会社が半分負担してくれるので、個人負担は少ないというメリットがあります。
2.生活保障のための傷病手当金、出産手当金制度がある
仕事中以外のケガで働けなくなった場合でも、休業4日目から給料の約2/3の額が、最長1年6か月まで支払われます。
国民健康保険の場合は上記の手当の支給はありません。
3.扶養制度があるため、世帯における保険料額を抑えられる
国民健康保険では、世帯内の加入者数によって保険料が変わります。しかし、社会保険では、扶養家族が何人いても、保険料は変わりません。そして、奥さんの年収が130万円未満なら、旦那さんの扶養に入れます。※その他要件あり